ボロい家具が何と32000円!

ボロい家具が何と32000円!

もう5年位前の話ですが、少し収入が増えてきたので大きな家に引っ越しをした時の事です。

 

どうせ引っ越すのだから古い家具はなるべく持って行かずに新しいものを揃えようと言う事になって、古い家にはかなりの家具が残ってしまいました。

 

家内には業者を呼んで処分してもらう、と言っていたのですが、手伝いに来てくれていた職場の後輩のひとりが「売ればお金になるかもしれませんよ」と言うので、半信半疑でリサイクルショップに古い家具やその他もろもろ、今となってはゴミの様なものをトラックに積んで持って行きました。

 

最後まで付き合ってくれたその後輩はトラックを運転しながら「売れたら先輩、おごって下さいよ」と上機嫌で言います。

 

そして郊外のリサイクルショップに到着し、荷物を降ろそうとすると、ショップの店員さんが走って出て来て私達降ろしますから見ていてください、とそう言います。

 

みると清潔なユニフォームで明るい笑顔です。

 

リサイクルショップと言うと、うさんくさいおっさんが店番をして、ぎょっと客をにらみつけるそんな印象があったのですが、大違いでした。

 

店員さんはトラックから古い家具などを丁寧に運び降ろします。

 

そして二人一組になって、ひとりは値付け係、ひとりは金額をメモする係と別れて手際よく作業を進めます。

 

待つ事、30分ほど、リーダー格の店員さんが電卓片手に走ってやって来て「お待ちどうさまでした。

 

一応、値段がつけれたものとそうでないものを分けています、あっちが買えるもの、こちらがそうではないもの」。

 

おそるおそる合計金額を聞いてみました。

 

すると32,000円だと言うのです。業者に来てもらったらお金を取られたこのボロい家具が何と30,000円超えです。

 

おまけに値段がつかなかったものはこちらで何とかしましょうか?

 

とも言ってくれるのです。もちろんお願いをして、帰りのトラックで後輩は鼻歌です。

 

そしてその日は車の運転がありますので、次の週の日曜日、来てくれた後輩皆を招待して、お寿司とって引っ越し祝いを致しました。